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cd-mbc/bags

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Bags Command

Prerequisite

apt install sqlite3 libsqlite3-mod-spatialite build-essential python-dev
pip install SQLAlchemy
pip install GeoAlchemy2

ソースのダウンロード, 環境変数の設定, aliasの設定.

git clone https://github.com/cd-mbc/bags
cd ./bags/src
export BAGSPATH=$PWD
alias bags='python $BAGSPATH/bags.py'

Usage

bags {meta, data, info, mkindex, index}

meta

bags meta -p <path> -f <filter>

pathには, 検索対象のファイルもしくはディレクトリを指定する. ディレクトリの場合, 再帰的にサブディレクトリも検索する. filterには, bagファイルの検索条件として, python の真偽式を指定することができる.
また, 以下の追加の変数が利用可能. 基本的に rosbag python API で取得できるメタ情報をそのまま利用, もしくは一部修正したもの.

  • start
    • BagTime
      • floatを拡張したクラスで, 値としてunix time, 追加のattributeとしてdatetime (datetime型)を保持している.
    • 記録開始時刻
  • end = BagTime
    • BagTime
    • 記録終了時刻
  • comp
    • CompressionTuple:
      • compression: 圧縮バージョン (str)
      • uncompressed: 圧縮されていないデータサイズ (float)
      • compressed: 圧縮されているデータサイズ (float)
    • ファイルの圧縮に関する情報. compressionはバージョン2.0ではnoneまたはbz2.
      圧縮されていない場合は, uncompressedとcompressedは同一の値.
  • count
    • int
    • ファイルに記録されたメッセージの総数
  • size
    • float
    • ファイルサイズ
  • ver
    • int
    • bagファイル形式のバージョン (e.g., 2.0なら200)
  • path
    • str
    • ファイル名
  • types
    • 辞書
      • key: メッセージ型名 (str)
      • value: MD5ハッシュ (str)
    • ファイルに含まれるメッセージの型
  • topics
    • 辞書
      • key: トピック名 (str)
      • value: TopicTuple
        • msg_type: メッセージ型 (str)
        • message_count: メッセージ数 (int)
        • connections: コネクションの数 (int)
        • frequency: データのレート (float)
    • ファイルに含まれるメッセージのトピック情報

実行例

記録期間が10秒以上のファイルを検索.

bags meta -p . -f 'end - start >= 10'

data

bags data <topic> -p <path> -f <filter>

指定されたトピックについて, 条件を満たすメッセージを含むファイルを出力する. フィルターにはpythonの真偽式を指定し, 以下の変数が利用可能.

  • msg
    • 各トピックごとに定義される各メッセージのクラス (infoコマンドで詳細は確認可能)
    • メッセージデータ

info

bags info <topic> -p <path>

指定されたトピックを含むファイルに含まれる最初のメッセージをサンプルとして出力する. これを使ってmsgの構造について確認することができる. また, 特定のトピックについて定義されている拡張メソッドの情報についても表示する.

mkindex

bags mkindex -p <path>

検索を効率化するためのindexとして, 各ファイルについて, 各トピックごとに統計情報を取得し, BAGSPATH/index.db に保管する. 現在は/ndt_pose トピックについて position.x, position.y のそれぞれの最大,最小($X_{max},Y_{max},X_{min},Y_{min}$)によって形成されるpolygon ($X_{min} Y_{min},X_{max} Y_{min},X_{max} Y_{max},X_{min} Y_{max},X_{min} Y_{min}$) を保管する.

index

bags index -p <path> -f <filter>

dataコマンドなどで検索に時間がかかる場合に, 効率化するため事前にindexを利用して絞り込みをすることが可能.
filterには, トピックごとに検索する専用のメソッドと, python集合演算(e.g. &,|)を記述可能. 現在は以下のメソッドが利用可能.

  • ndt_pose
    • st_contains(x,y)
      • x: float, y: float
      • (x,y)がpolygonに入っているファイルを返す

実行例

polygonが(100,200)と(200,300)を含んでいるファイルを検索.

bags index -f 'ndt_pose.st_contains(100, 200) & ndt_pose.st_contains(200, 300)'

各環境変数について

  • BAGSNUMPROC

    • 利用可能な最大プロセス数を指定
    • 検索対象となるファイルを指定された数のプロセスに割り当てることで処理を高速化する
  • BAGSFILEASSIGN

    • 複数プロセスに対して処理するファイルを割り当てる方法を指定
    • 0を指定するとファイルを見つけた順で割り当て
    • 1を指定するとファイルサイズでソートしたのち順に割り当てる
  • BAGSDEBUG

    • Trueを指定すると, 各デバッグメッセージを出力する
  • BAGSLIMITED

    • Falseにした場合, 検索条件として指定するフィルターには任意のpythonコードを指定することができる.

    • Trueの場合, フィルターに指定したコードから生成されるAST aには以下の制限が与えられる.

      • 1文で表現される式に限る.
      len(a.body) == 1
      
      • 文はast.Exprに限る.
      a.body[0].__class__ == ast.Expr
      
      • 使用可能なidentifierは以下に含まれるものに限る.
      selfdef_ids = ['start','end','comp','count','count','size','ver','path','types','topics','msg']
      selfdef_for_index = ['ndt_pose']
      predef_ids = ['True','False','type','int','str','float','double']
      

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