卒論・修論をTeXで書くと、以下のメリットがあります
- 図番号・式番号・引用文献番号などが自動的に振られる
- 図をフォルダごとに管理できる
- git で管理ができる。
- フォーマットを気にせず、内容にだけ集中できる
ただし、最初のセットアップなどに時間がかかったりすることが多いので、 ここに簡単な概要を述べる。
テンプレートファイルをここ を適当なフォルダにダウンロードする。
ファイル構造は以下のようになっている。
sotsuron_ja
├ latexmk
├ .gitignore
├ git-latexdiff
├ manuscripts.tex
├ introduction.tex
├ …
├ refs.bib
└ figs
├ figure1.pdf
├ …
ここで、manuscripts.tex にはどういったパッケージを使うかの情報と、各TeXファイルのリンク、 さらに摘要を書く。 各章は intdocution.tex のように別ファイルとして保存されている。 別ファイルとして保存しておくとわかりやすい。
また、参考文献は refs.bib 内に bibtex フォーマットで書いておく。 Mendeley などでは bibtex で論文をコピーできる。
上記ファイルをコンパイルするためには、 latexmk -pvc manuscripts.tex
を実行する。
ここ にあるサンプルファイルをダウンロードする。 上記の「卒論・修論用TeXファイルの作り方」と同様のファイル構造である。